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自動車保険の基礎知識

40代の自動車保険ガイド:保険料の相場と節約術

自動車保険の相場を確認する夫婦

40代に入ると、運転歴は20年を超える方も多くなり、若い時に比べて事故を起こすリスクも低くなる傾向があります。
その一方で、家族構成に目を向けると、子どもの教育資金がかかるなど、家計の負担が大きくなりやすい時期といえます。
本記事では、40代の自動車保険ガイドとして、保険料が安くなる要因や、40代に適した保険選びのポイントをわかりやすく解説します。

40代の自動車保険料の平均はいくら?

下記は、ドコモスマート保険ナビのご契約者様の保険料を集計した結果です。40~49歳の平均保険料は年間45,954円です。なお、事故リスクが高いとされる21歳未満の平均保険料(97,452円)と比較すると、半分以下の水準まで下がっていることがわかります。

21歳未満 21–25歳 26–29歳 30–34歳 35–39歳 40–49歳
2024年度 75,514円 78,233円 60,568円 51,567円 46,454円 42,685円
2025年度 97,452円 79,835円 62,073円 54,243円 50,164円 45,954円

詳しくは自動車保険の相場はいくらくらい? 年代別平均と節約方法ガイドをご覧ください。

40代の自動車保険の保険料が安くなる理由

40代は、保険料を最も抑えやすい時期といえます。これは、後述する事故率の低さやノンフリート等級の上昇が大きく影響しているためです。

1.事故率の低下

警察庁の統計によると、低年齢層ほど事故件数が多い傾向にあります。40代は20代に比べて運転経験が豊富で運転技術も向上している傾向があります。また、体力面や精神面においても比較的余裕があることなどから、年代別統計では事故率が最も低い水準となっています。事故率が低いことから、保険会社は「リスクが低い」と判断します。
原付以上運転者(第1当事者)の年齢層別免許保有者10万人当たりの交通事故件数(警察庁「令和7年中の交通事故の発生状況」より)を見てみると、40代の交通事故件数は20代の半分以下になっており、こうした事故率の低さが保険料の安さにつながっていると考えられます。

出典:警察庁「令和7年中の交通事故の発生状況」

2.ゴールド免許の保有者が多い

40代は運転歴が長く、無事故・無違反を継続した結果、ゴールド免許を保有している割合が高くなっています。そのため、多くの保険会社で設定されている「ゴールド免許割引」を受けやすくなります。

3.ノンフリート等級の上昇

自動車保険には、1~20までの割引・割増率を決める「ノンフリート等級」というものがあります。
初めての契約は、6(S)等級からスタートし、毎年無事故で契約を継続すると、等級は1つずつ上がっていきます。
40代の方は長年の運転経験により割引率の高い等級(最大20等級)に達していることが多いため、保険料が抑えられる傾向にあります。

詳しくは「自動車保険の等級とは?割引率や引き継ぎについてわかりやすく解説」をご確認ください。

40代の自動車保険料を安くする方法

これまでご紹介してきた理由から、40代の保険料は抑えられる傾向がありますが、さらに保険料を節約する方法をいくつかご紹介いたします。

1.補償内容の見直し

車両保険の見直し 車両保険は、自動車保険の保険料に大きく影響します。年式が古く市場価値が下がっている車の場合は、車両保険を外したり、免責金額(自己負担額)を設定することで、保険料を大幅に抑えられる可能性があります。
人身傷害保険の範囲 自分や同乗者に対する補償範囲を「自動車事故のみ」に限定することで、保険料を抑えられる場合があります。その分、必要に応じて補償金額を増額することも検討しましょう。

2.運転者の範囲を限定する

運転者の年齢条件は、契約車両を運転する人の中で最も若い人の年齢に合わせて設定されるため、40代の方は、運転者の年齢条件を最も高い区分の「30歳以上補償」や「35歳以上補償」にすることで、保険料を抑えられる場合があります。
ただし、お子さんが免許を取得し、自動車を運転する場合には、その人に合わせて運転者の範囲を設定する必要があるため、必要に応じて見直しをしましょう。

※ 運転者の年齢条件は保険会社によって異なる場合がございます。詳細は各保険会社にご確認ください。

3.割引制度の活用

自動車保険には、保険会社ごとにさまざまな割引制度が設けられています。例えば、車両に防犯対策や自動ブレーキなどのアシスト機能が搭載されている場合に適用される「ASV割引」、無事故を継続した場合の「無事故割引」などがあります。所有する車の機能や契約状況を確認し、割引制度を逃さず適用できるようにしましょう。

※ 保険会社により、各種割引の内容が異なる場合があります。詳細は各保険会社のホームページやパンフレットをご確認ください。

また、自動車保険の保険料は年払いの方が月払いよりも安くなる場合があるため、年払いにすることで年間の支払い総額を抑えられる場合があります。ポイント還元率の高いクレジットカードで支払えば、実質的な負担をさらに節約できます。

4.ダイレクト型自動車保険を選択

代理店を通さないダイレクト型保険は、店舗コストがかからない分、保険料が比較的安く設定されている傾向があります。
また、インターネットで手続きを行った方を対象としたインターネット割引を用意している保険会社もあります。

40代に適した保険の選び方

保険料が安くなる一方で、ライフステージの変化に伴い、配偶者が同じ車を運転するようになったり、子どもが運転を始めるなど、家族の運転状況の変化によって保険料が高くなることもあります。
運転者の追加は保険料が変動する要因となるため、まずは加入している保険会社に連絡し、変更後の保険料を確認しましょう。たとえ保険料が高くなる場合でも、補償内容を更新しなければ、いざというときに保険金が受け取れない可能性もありますので、速やかに契約内容の変更手続きを行いましょう。

家族構成に応じた保険の選択

40代は家族構成が変化しやすい時期です。子どもが免許を取得して親の車を運転するようになる場合は、年齢条件を見直す必要があります。若い運転者が補償対象に加わると、保険料は上がる可能性がありますが、必ず運転する人全員が補償の対象となるよう設定しましょう。

車の使用用途の選択

車をどのような用途で使用するかによって、事故のリスクは変わります。
多くの保険会社では、日常・レジャー使用よりも通勤・通学使用の方がリスクが高く、業務使用はさらにリスクが高いと考え、保険料を細分化しています。
自動車をどのように使用するかを正確に把握し、適切な使用目的を申告することで、リスクに応じた適切な保険料が適用されます。

自動車保険を有効活用する

自動車保険では、自動車以外の交通事故でも補償対象とする人身傷害の特約や、原付での事故を補償する「ファミリーバイク特約」、日常生活で起きた損害賠償に対応する「個人賠償特約」など様々な補償を用意しています。
保険料負担の少ない補償は、家族のために付けておくことで、事故への備えだけでなく、生活防衛の有効な手段となります。
自分のライフスタイルや予算の範囲内で、いざというときに十分な補償を受けられるバランスの良いプランを選ぶことが大切です。

40代の保険料を見積もるならまずは瞬間見積もりで

ドコモスマート保険ナビでは、個人情報無しで70車種以上の見積もりを瞬時に確認できる「瞬間!比較見積もり」機能をご利用いただけます。
40代に人気の4車種以外の保険料も確認できますので、加入予定の車種や、気になる車種の保険料を確認してみてはいかがでしょうか。

40代に人気の車種

ファイナンシャルプランナーによるコメント

40代は、自動車保険の保険料を抑えやすい年代といえます。運転歴が長くなることで等級が高くなり、ゴールド免許を保有している人も多いため、自然と保険料を抑えやすくなるからです。とはいえ、必要な補償は確保しつつ、自分で負担できそうな範囲の損害については、自動車保険に求めないという考え方も必要かもしれません。
一方で、お子さんが免許を取得できる年齢に達するなど、運転者が増える傾向にあるのも40代の特徴といえます。運転者の範囲が変わった場合は、速やかに保険会社へ連絡し、補償内容の確認や見直しを行ってください。

畠中 雅子の写真
監修者 畠中 雅子
(はたなか まさこ)
Webサイト ファイナンシャルプランナー 畠中雅子のミニチュアワールド見学ブログ+観光列車乗車ブログ
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プロフィール ファイナンシャルプランナー(CFP®)。大学時代にフリーライター活動をはじめ、1992年にファイナンシャルプランナーになる。FP資格取得後は、数多くのメディアへの寄稿や監修業務。セミナー、相談業務などを行う。メディアへの掲載、登場回数は1万回を超えている。著書は「70歳からの人生を豊かにするお金の新常識」(高橋書店)ほか、70冊を超える。大学院在学中にソルベンシーマージンに関する論文を執筆したことから、保険分野の仕事も数多く手がけている。

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