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自動車保険の基礎知識

30代の自動車保険ガイド:保険料の相場と節約術

自動車保険の相場を確認する夫婦

30代は、20代と比較して運転経験が豊富になり、事故を起こすリスクも低くなる傾向があります。自動車保険の保険料は、年齢を重ねるにつれて等級も上がるのが一般的なので、20代と比べて30代のほうが保険料を抑えやすい傾向にあります。
本記事では、30代の自動車保険ガイドとして、保険料が安くなる要因や、さらに保険料を抑えるポイントをわかりやすく解説します。

30代の自動車保険料の平均はいくら?

下記は、ドコモスマート保険ナビのご契約者様の保険料を集計した結果です。30代の平均保険料は5万円台です。これは、事故リスクが高いとされる21歳未満の平均保険料(97,452円)と比較すると、約半分近い水準まで下がっていることがわかります。

21歳未満 21–25歳 26–29歳 30–34歳 35–39歳 40–49歳
2024年度 75,514円 78,233円 60,568円 51,567円 46,454円 42,685円
2025年度 97,452円 79,835円 62,073円 54,243円 50,164円 45,954円

詳しくは自動車保険の相場はいくらくらい? 年代別平均と節約方法ガイドをご覧ください。

現在、あなたがイメージしている保険料や、実際に支払っている保険料と、平均的な保険料にはどのくらい差があるでしょうか。30代になることで、20代後半と比べても年間で1万円前後の負担軽減が見込まれます。
自動車保険は任意保険ですが、加入していなければ安心して車を運転できません。確実に払い続けるためにも、無駄のない保険料負担を目指しましょう。

30代の自動車保険の保険料が安くなる理由

30代になると、保険料が大幅に安くなる理由はいくつかあります。
主な理由を見ていきましょう。

1.事故率の低下

警察庁の統計によると、低年齢層ほど事故件数が多い傾向にあります。30代は20代に比べて運転経験が豊富で、運転技術が向上している傾向があります。一般的に、運転技術の向上は事故率の低下につながるため、保険会社は30代の運転者のほうが20代の運転者よりもリスクが低い傾向にあると判断します。また、原付以上運転者(第1当事者)の年齢層別免許保有者10万人当たりの交通事故件数(警察庁「令和7年中の交通事故の発生状況」より)によると、30代の交通事故件数は20代の半分近い水準まで減少しています。

出典:警察庁「令和7年中の交通事故の発生状況」

2.ゴールド免許の保有者が多い

20代に免許を取得した場合、30代になる頃には運転経験が豊富になり、無事故・無違反を継続してゴールド免許を保有する方の割合が増えます。多くの保険会社では、こうした優良ドライバー向けの割引制度を設けています。

3.ノンフリート等級の上昇

自動車保険には、1~20までの割引・割増率を決める「ノンフリート等級」というものがあります。
初めての契約は、6(S)等級からスタートし、毎年無事故で契約を継続すると、等級は1つずつ上がっていきます。仮に20歳で自動車保険に加入し、一度も事故を起こさずに30歳を迎えた場合、等級は15等級に到達します。
初めて契約する際の6(S)等級は「3%割増」なのに対し、無事故の15等級では「54%割引」と大きな差があります。
徐々に運転にも慣れてきて、事故を起こさずに運転できている人も少なくないのが30代です。その結果、高い等級(割引率が高い状態)の人が増えるため、保険料が安くなる傾向にあります。

詳しくは「自動車保険の等級とは?割引率や引き継ぎについてわかりやすく解説」をご確認ください。

30代の自動車保険料を安くする方法

これまでご紹介してきた理由から、30代の保険料は抑えられる傾向がありますが、さらに保険料を節約する方法をいくつかご紹介いたします。

1.補償内容の見直し

車両保険の検討 車両の価値や修理費を自己負担できるかを考え、不要であれば車両保険を外す、あるいは補償範囲を限定することで、保険料を大幅に抑えられる可能性があります。
人身傷害保険の範囲 自分や家族のケガへの補償範囲を「自動車事故のみ」に限定するなどの工夫で、保険料を抑えられる場合があります。

2.運転者の範囲を限定する

運転者の年齢条件は、契約車両を運転する人の中で最も若い人の年齢に合わせて設定されるため、30代の方は、運転者の年齢条件を「30歳以上補償」や「35歳以上補償」にすることで保険料を抑えられる場合があります。
また、運転者の範囲を本人や配偶者のみに限定することも有効です。

※ 運転者の年齢条件は保険会社によって異なる場合がございます。詳細は各保険会社にご確認ください。

3.割引制度の活用

自動車保険には、保険会社ごとにさまざまな割引制度が設けられています。例えば、車両に防犯対策や自動ブレーキなどのアシスト機能が搭載されている場合に適用される「ASV割引」、無事故を継続した場合の「無事故割引」などがあります。所有する車の機能や契約状況を確認し、割引制度を逃さず適用できるようにしましょう。

※ 保険会社により、各種割引の内容が異なる場合があります。詳細は各保険会社のホームページやパンフレットをご確認ください。

また、自動車保険の保険料は年払いの方が月払いよりも安くなる場合があるため、年払いにすることで年間の支払い総額を抑えられる場合があります。ポイント還元率の高いクレジットカードで支払えば、実質的な負担をさらに節約できます。

4.ダイレクト型自動車保険を選択

代理店を通さないダイレクト型保険は、店舗コストがかからない分、保険料が比較的安く設定されている傾向があります。
また、インターネットで手続きを行った方を対象としたインターネット割引を用意している保険会社もあります。

30代の保険料を見積もるならまずは瞬間見積もりで

ドコモスマート保険ナビでは、個人情報無しで70車種以上の見積もりを瞬時に確認できる「瞬間!比較見積もり」機能をご利用いただけます。
30代に人気の4車種以外の保険料も確認できますので、加入予定の車種や、気になる車種の保険料を確認してみてはいかがでしょうか。

30代に人気の車種

ファイナンシャルプランナーによるコメント

30代は結婚や出産などで、家族構成に変化が生じやすい時期といえます。特に出産して家族が増えれば、ファミリーカーに乗り換えるなど、保有する車のタイプも変わりやすくなります。また、パートナーが退職して、共働きから片働きに変わるご家庭もあるでしょう。
家族構成に変化が生じたときは、生命保険で死亡保障額の見直しが必要な時期でもあり、同時に、自動車保険についてもさらに保険料の節約ができないものかと検討すべき時期ともいえます。自動車事故は思いがけないときに起こるもので、損害賠償額は億円を超える可能性もあります。万が一の際に保険金がしっかり払われるためにも、必要な補償を確保しつつ、最適なプランを選びましょう。安心できる自動車保険に加入しておくことは、自分だけではなく、家族を守ることにもつながります。

30代の自動車保険選びのポイントは次のとおりです。

  • 年齢条件(30歳以上補償など)と運転者の範囲を正しく設定する。
  • 等級の進行状況を確認し、無事故を継続して割引を活かす。
  • 車両保険や人身傷害の補償範囲を、現在のライフスタイルに合わせて見直す。

「去年と同じでいいや」と考えるのは避けて、毎年必ず見直しましょう。

畠中 雅子の写真
監修者 畠中 雅子
(はたなか まさこ)
Webサイト ファイナンシャルプランナー 畠中雅子のミニチュアワールド見学ブログ+観光列車乗車ブログ
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プロフィール ファイナンシャルプランナー(CFP®)。大学時代にフリーライター活動をはじめ、1992年にファイナンシャルプランナーになる。FP資格取得後は、数多くのメディアへの寄稿や監修業務。セミナー、相談業務などを行う。メディアへの掲載、登場回数は1万回を超えている。著書は「70歳からの人生を豊かにするお金の新常識」(高橋書店)ほか、70冊を超える。大学院在学中にソルベンシーマージンに関する論文を執筆したことから、保険分野の仕事も数多く手がけている。

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