事故届けは必ず提出

巡回するパトカー

車を運転中に事故を起こしてしまった。けれど相手も元気で、お互いの車も無傷。そんなとき、面倒くさがって事故届けを出さない方もいるのではないでしょうか。事故届けを出さないと、後に車の故障が発見されても補償されないケースがあります。そんなもしもの時のために事故届けは必ず出しておきましょう。

事故が起きてから保険金が支払われるまで

事故が起きてから、保険金の支払いまでは以下の流れで進みます。

  1. 1.事故の発生を保険会社、代理店へ報告
  2. 2.事故調査(保険会社が立ち会う)
  3. 3.示談交渉
  4. 4.保険金請求書類を準備、提出
  5. 5.保険金支払

事故が起きても保険金はすぐには支払われません。事故を起こした場所の現場検証や相手方との示談交渉も入るため保険金の支払いには一定期間が必要になります。

事故を起こした時に、申請期間ってあるの?

事故を起こした際に、加害者側・被害者側で”時効”の期限が設定されています。

加害者…被害者に賠償金を支払ってから3年
被害者…事故が起こってから3年
※死亡の場合は、死亡日から2年。後遺症が残ってしまった場合は、その病状が分かってから2年

申請期間を過ぎてしまったら?

上記の期間を過ぎてしまった場合、保険金請求をすること原則できなくなります。ただし、特別な理由がある場合は”時効中断”といった制度を用いて、時効期間を中断することができます。この制度については、契約している保険会社や代理店へ確認してみてください。

事故を起こしたら即電話を!

ちょっとした事故でも、後々のトラブルに発展、事故により体調を崩すこともあるのです。「身体になんにもないし、報告したら等級が下がってしまうから、黙っておこう」とは考えずに、事故を起こしたら、保険会社・代理店、警察にすぐに報告をするようにしましょう。

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