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自動車保険の基礎知識

車両入替とは?手続き方法や等級の引き継ぎについてわかりやすく解説

新車を購入

車を買い替えた際には、自動車保険の「車両入替」の手続きが必要になるのが一般的です。
車両入替を行うことで、現在の契約内容や等級を新しい車へ引き継ぐことができます。
手続きを忘れたまま事故を起こしてしまったり、保険期間の満了を迎えてしまうと、新しい車が補償の対象外となる可能性があります。
ここでは、車両入替の仕組みや手続きの流れ、注意点について解説します。

車両入替とは?

車両入替とは、現在加入している自動車保険の契約車両を、新たに購入した車や入れ替える車へ変更する手続きのことです。

例えば、

  • 新車へ買い替えた
  • 中古車へ乗り換えた
  • 家族から車を譲り受けた

といった場合に行います。

車両入替を行うことで、現在の契約で適用されている等級や補償内容を引き継げるため、新たに6等級から契約をやり直す必要はありません。

車両入替をするメリット

等級をそのまま引き継げる

自動車保険の等級は、無事故を繰り返すことで積み上げられる大切な資産です。車を替えた場合でも、車両入替手続きを行えば、新たに手に入れた車にも現在の等級をそのまま引き継ぐことができます。20等級など高い割引率が適用されている場合は、保険料面で大きなメリットがあります。

補償が途切れない

納車日と保険開始日を合わせて手続きを行えば、新しい車も継続して補償を受けることができます。
万一の事故に備えるためにも、納車前の手続きがおすすめです。

契約内容を見直すきっかけになる

車種や使用状況が変わると、必要な補償内容も変わる場合があります。

車両入替のタイミングで、

  • 車両保険の必要性や保険金額
  • 運転者の範囲
  • 年齢条件
  • 特約の内容

などを見直すことで、より合理的な契約に変更できる可能性があります。

車両入替ができる主な条件

車両入替には一定の条件があります。詳細は保険会社によって異なりますが、一般的には次のようなケースが対象となります。

新しい車の所有者が以下のいずれかであること

  • 現在の契約車両と同じ所有者
  • 記名被保険者
  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者または配偶者の同居親族

家族間での乗り換えであれば、多くの場合は車両入替の対象となります。

同じ用途・車種区分であること

一般的に以下の区分の車両が対象となります。

  • 自家用普通乗用車
  • 自家用小型乗用車
  • 自家用軽四輪乗用車
  • 自家用軽四輪貨物車
  • 自家用小型貨物車
  • 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
  • キャンピングカー

ただし、車種によっては車両入替ができず、新規契約が必要となる場合もあります。

車両入替の手続きに必要な情報

手続きをスムーズに進めるため、以下の情報を準備しておきましょう。

新しい車の情報

  • 納車日
  • 車検証
  • 車名
  • 型式
  • 初度登録年月
  • ナンバープレート
  • 車台番号
  • 所有者・使用者情報

オドメーター(走行距離)の確認

保険会社によっては走行距離の申告が必要な場合があります。

  • 旧車両:使用終了時点の走行距離
  • 新車両:使用開始時点の走行距離

事前に写真に残したり、メモしておくと手続きがスムーズです。

車両入替の手続きはいつ行うべき?

車両入替は、できるだけ納車前に保険会社や代理店へ連絡することをおすすめします。
特に近年は、納車日に合わせてオンラインや電話で手続きできる保険会社も増えています。
手続きが遅れると、新しい車に補償が適用されない期間が生じる可能性があります。
納車日が決まったら、早めに保険会社や代理店へ連絡しましょう。

車両入替時に確認したいポイント

車を買い替えると、保険料が変わることがあります。

例えば、

  • 車両保険金額が高くなる・安くなる
  • 型式別料率クラスが高い車へ乗り換える
  • 安全装置が充実した車へ買い替える

といったケースでは、保険料が上がる場合もあれば下がる場合もあります。
そのため、車を入れ替えようと考えているときは、補償内容や保険料の見積もりも合わせて確認しておくことが大切です。

各保険会社の連絡先

ご契約中の保険の名義変更やお問い合わせをご希望の場合は、こちらのページをご覧ください。
ドコモスマート保険ナビで取り扱っている保険会社の連絡先をまとめています。

ファイナンシャルプランナーによるコメント

車の買い替えは、自動車保険を見直すきっかけになります。車両入替を行えば、これまで積み上げてきた等級を引き継げるため、保険料面でのメリットを維持できます。
いずれにしても、新しい車の車体価格や型式によって、保険料が変動することは少なくありません。安全装備の充実した車へ乗り換えた場合は、保険料の割引条件が良くなるケースもあります。
車を入れ替えるときは納車前に保険会社や代理店へ連絡して、新しい補償内容を検討しましょう。検討する際は、現在の補償のまま、契約するのではなく、保険金額や特約の範囲なども必要に応じて修正することをおすすめします。

畠中 雅子の写真
監修者 畠中 雅子
(はたなか まさこ)
Webサイト ファイナンシャルプランナー 畠中雅子のミニチュアワールド見学ブログ+観光列車乗車ブログ
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プロフィール ファイナンシャルプランナー(CFP®)。大学時代にフリーライター活動をはじめ、1992年にファイナンシャルプランナーになる。FP資格取得後は、数多くのメディアへの寄稿や監修業務。セミナー、相談業務などを行う。メディアへの掲載、登場回数は1万回を超えている。著書は「70歳からの人生を豊かにするお金の新常識」(高橋書店)ほか、70冊を超える。大学院在学中にソルベンシーマージンに関する論文を執筆したことから、保険分野の仕事も数多く手がけている。

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