ETC(Electronic Toll Collection System)とは

ETCを付けて高速道路を走るメリットとは

ETCの普及は2001年からスタートしました。
日本では2001年にETCサービスが開始し、平成26年3月のETC利用率は約87%となり、現在では多くの自動車がETCサービスを利用しています。
ETCサービスが増えている理由の1つには高速道路等の割引サービスがありますが、ETCの利用にあたり、メリットとデメリットを理解しておきましょう。

ETCを付けるメリットって?

時間帯によって高速・有料道路の割引が受けられる
ETCカードを使うと、平日朝夜・休日・深夜などに高速道路や有料道路などで割引サービスが利用できます。またETC専用レーンの通過ができますので、料金所で一旦停止し、現金を支払う必要がありません。高速道路等の料金は、後日登録した口座から引き落しされます。

《メリット》

  • ETCカードを利用する事で有料道路が割引料金で利用できる。
    平日朝夕割引・・・平日「朝:6時~9時」、「夕:17時~20時」に30%・50%料金割引。
    主に地方の高速道路で利用でき、利用にはETCマイレージサービスの登録が必要。
    休日割引・・・土日祝日は30%料金割引。主に地方の高速道路で利用できる。
    深夜割引・・・毎日「午前0時~午前4時」は30%料金割引。
  • 急な用事や長距離を走る際に、現金の手持ちがなくても高速道路等を利用できる。
  • 高速道路等の出口での支払い作業を省くことができる。
  • 料金所では減速でよく、停止の必要がないためガソリンの節約に繋がる。

ETCのデメリットって?

ETCカードの登録には契約や設置費用がかかってしまう
ETCカードを使うには、自動車にETC車載器を装着し、ETCカードの契約を行う必要があります。ETCカードは年会費無料のカードを選択すると余分な支出をしなくて済みますが、契約の手間は必要となります。また、車載器とその設置費用に数万円かかりますので、高速道路や有料道路をほとんど利用しない方にとっては無駄な出費となるのがデメリットです。

《デメリット》

  • ETC車載器の購入費用と設置費用が必要
  • ETCカードの契約の手間。

また、ETC専用レーンを通過するとき、早いスピードではバーが開かず、時速20kmの減速走行が必要となります。料金支払いのために一旦停止するよりは流れはスムーズですが、ETC専用レーンが少ない高速道路出口などでは、何台もの車がETC専用レーンに並び、渋滞となることもあります。また、割引が適用される時間前に、適用時間を待つ自動車で渋滞となっていることもあります。

ETCレーンでバーが開かなかったら?

ETCレーンでバーが開かない場合はバックはせずに係員の指示に従いましょう。
ETC専用レーンでバーが開かないことがないとはいえません。バーが開かない原因は、ETCカードの差し忘れや差し込みの不完全、ETCを搭載していない自動車によるETCレーンへの侵入などがあります。どんな理由であっても、料金所でバーが開かない場合に、後続車両から追突されるなどの事故を起こす可能性がありますので、自動車の後退は行なわず、係員の指示に従うようにしましょう。

《入口料金所で開閉バーが開かない場合》
入口料金所で係員から通行券を受け取り、出口料金所では一般レーンを利用して料金を支払います。

《出口料金所で開閉バーが開かない場合》
係員にETCカードを提示して料金を支払います。

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