事故と保険料の関係について

事故にあった車をサイドミラー越しに見ている

ノンフリート等級とは

自動車保険には1等級から20等級までの保険料に関する等級制度があります。1年間保険請求する事故がないことで等級は1つ上がり、割引率がアップし保険料が下がります。一番はじめは、まず6等級から契約がスタートします。スタート時から14年間一度も保険請求するような事故がない場合ですと、保険料がもっとも安い20等級に上がります。
また、事故を起こして保険金を請求すると原則として3等級下がり、翌年以降支払う保険料が増えることになります。この等級制度は、事故を起こして何度も保険金の支払いを受けた人より、安全運転を心がけ保険金の支払いを受けたことのない人が、保険料が安くなるように考えられた制度です。
この等級制度が、多くの保険会社で2015年以降に改定の適用が始まりました。

2015年に行われた改定の主なポイント

改定の主なポイントは、等級に加えて「事故あり」「事故なし」の2つの保険料区分が設定されたことです。
つまり、事故を起こして保険金の支払いを受けると、原則として3等級下がるのと同時に「事故あり」という割引率の低い保険料が適用され、結果的に同じ等級であっても3年間は支払う保険料が「事故なし」より増えることになります。
さらに「事故あり」の割引率が適用されている期間に、再び事故を起こしてしまうと、最長で6年間「事故あり」期間は延長され、高い保険料を支払い続けなければなりません。

自動車保険の主な目的は、大きな損害額を支払わなくてはならない賠償事故を起こした時の補償です。数千万~億単位の保険金請求の場合は、翌年から保険料が上がっても保険金を請求せざるをえません。しかし、保険金の請求額が少ない軽度な事故の場合には、請求する保険金と、翌年度以降に増加する保険料を比較し、保険金を請求するか否かの判断をしなければなりません。

また、車の盗難や水害など、ドライバーの不注意とはいえない事故で保険金の支払いを受けた場合も改定前は等級据え置きでしたが、改定後は1等級下がることとなりました。

以上のように、事故なしと事故ありは翌年度以降の保険料に影響します。自分と家族の健康と家計を守るためにも、出来るだけ事故を起こさないよう、安全に気を配って自動車を運転しましょう。

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