自動車保険の基礎知識
ウェブ見積もりをする際に気をつけるべき5つのポイント
1.保険料だけで判断しないこと
保険料が知りたいとき、ウェブ見積もりはとても便利なツールです。いつでも簡単に保険料の見積もりができる点が、ウェブ見積もりの最大のメリットです。仕事の休憩時間などにスマートフォンを使ったり、パソコンを開いて無料で見積もりを行う人も多いと思います。
ただし、ウェブ見積もりを利用していると、保険料に気を取られすぎてしまい、「保険料が安ければどこの保険会社でもいい」などと考え、補償内容を軽視してしまう方もいるようです。しかし、保険料が安いということは、必要な補償が十分に得られていなかったり、自己負担額が多かったり、サービスの範囲が限定される可能性もあります。万が一事故を起こした場合、自己負担が多くなり、家計に影響するかもしれません。事故が起こってしまったときにも、不安なく補償が受けられるようにするために、保険料だけで判断せず、補償内容もしっかり確認することが大切です。
2.ランキングが1位ということを鵜呑みにしない
CMなどで「●●会社の自動車保険は、売上が一番です」といった表現を目にすることがありますが、ランキングだけで選ぶのは早計かもしれません。ランキングの算出方法については、例えば売上をアピールしている場合でも、限定された期間の結果だったり、人気ランキングではアンケートの対象集団に偏りがある可能性もあります。自動車事故は日常的に起こるものではないため、お守り程度の感覚で選ぶ方もいますが、いざ事故が起こった時には、自動車保険からの補償が十分に受けられなければ、生活に大きな支障が出る可能性もあります。自動車保険の知識に不安がある場合は、無料相談の窓口に問い合わせるのも一つの方法です。
3.保険契約の割引条件をきちんと理解すること
見積もりする際に、保険料や補償内容だけではなく、走行距離や年齢などによっても保険料が変動する仕組みの自動車保険があります。例えば、同居している子どもの年齢が高くなったことで運転者の年齢条件を変更できるか、走行距離が少ないことで保険料を安くできるのかなど、保険料の割引条件をきちんと理解しておくことが大切です。
4.自分の車の車種や等級について押さえておきましょう
自動車保険料は車の車種や型式、ご自身の等級によって保険料が変わります。等級は1等級から20等級に分かれており、数字が小さくなるにつれて、保険料が高くなります。また、車種によっても保険料が変化するため、ご自身が乗っている車の排気量についても把握しておきましょう。
5.実際に自分がどのように車を使うか想定すること
「保険料は安いほどいい」「保険料をある程度支払っても、補償が充実したのがいい」など、考え方は人それぞれだと思います。もちろん、「安くて補償が充実している」自動車保険を見つけられるのが望ましいですが、そのためには自分がどのように車を使っているのかを正確に把握し、自分の条件に合った自動車保険を選ぶ必要があります。
- 週末に近所のショッピングモールへ買い物に行く
- 家族4人で東京から軽井沢へ、毎年スキーに行く
- 毎日、片道30~40分を通勤で車を使っている
など、用途は人それぞれ異なるはずです。
用途によって、走行距離や搭乗人数、車を運転する人も変わってきます。ウェブ見積もりの前に、まずは自分がどにようなシーンで車を使っているかを整理してから、見積もりをすることを心がけてみてはいかがでしょうか。
ファイナンシャルプランナーによるコメント
自動車保険選びでは、保険料の安さやランキングに目が向きがちですが、本当に重要なのは「自分が望む補償を、適切な保険料で確保しているか」です。
保険料が安くても、自己負担額を多めに設定していると、事故時の自己負担が大きくなり、結果的に家計へ大きな影響を及ぼす可能性があります。また、等級や車種、使用目的などによって、保険料が有利になる自動車保険は異なります。見積もりの前に自身の運転状況や条件を整理し、補償内容と保険料のバランスを確認することが大切です。自分に最適な自動車保険選びに迷った際は、保険代理店に相談しながら比較検討してみると、納得できる選択につながりやすくなります。

| 監修者 | 畠中 雅子 (はたなか まさこ) |
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| Webサイト | ファイナンシャルプランナー 畠中雅子のミニチュアワールド見学ブログ+観光列車乗車ブログ |
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| プロフィール | ファイナンシャルプランナー(CFP®)。大学時代にフリーライター活動をはじめ、1992年にファイナンシャルプランナーになる。FP資格取得後は、数多くのメディアへの寄稿や監修業務。セミナー、相談業務などを行う。メディアへの掲載、登場回数は1万回を超えている。著書は「70歳からの人生を豊かにするお金の新常識」(高橋書店)ほか、70冊を超える。大学院在学中にソルベンシーマージンに関する論文を執筆したことから、保険分野の仕事も数多く手がけている。 |













