【海外旅行前に必読】付保証明書とは?保険証券との違い、必要な国を徹底解説

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【海外旅行前に必読】付保証明書とは?保険証券との違い、必要な国を徹底解説

飛行機と書類の写真

1.付保証明書とは?海外旅行保険の「加入証明書」

海外旅行保険に加入すると、保険会社から発行されるのが「付保証明書」です。
これは保険契約が有効であることを示す「加入証明書」であり、渡航先でトラブルが発生した際や、
入国時に保険加入が義務づけられている国で提示するために使われます。

2.付保証明書の役割と発行される目的

付保証明書は、契約している海外旅行保険の補償内容や有効期間を証明する書類です。主に以下の目的で発行されます。

- 入国審査やビザ取得の際に提出する
- 医療機関で治療を受けるときの提示資料となる
- 学校や滞在先が加入証明を求める場合の提出資料

3.付保証明書は誰が発行するの?

付保証明書は保険会社や海外旅行保険の取扱代理店によって発行されます。
契約後すぐにオンラインで取得できる場合もあれば、郵送で届く場合もあります。

【比較表】付保証明書と保険証券の決定的な違い
一目でわかる!記載内容・目的・携帯性の違い

保険証券 契約内容の詳細が書かれた正式な契約書。自宅保管が基本。
付保証明書 契約の有効性を証明するための書類。持ち運びや提示を前提としている。

つまり、保険証券は「契約証明書」、付保証明書は「持ち歩き用の加入証明書」と考えると分かりやすいと思います。

4.海外旅行にはどっちを持っていくべき?

旅行先に持参すべきなのは付保証明書です。保険証券は詳細確認用として自宅に保管し、渡航には持っていかないのが一般的です。

5.付保証明書は必須?海外旅行で必要になる具体的なケースと国

ケース1:原則として、入国時に保険加入証明の提示が義務付けられている国
シェンゲン協定加盟国 や一部の留学ビザ申請時には、保険加入証明が必須です。付保証明書を提示できないと入国拒否される可能性があります。

*参考(2025年12月現在) シェンゲン協定加盟国は以下の29か国です。
オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スイス、スウェーデン

ケース2:留学・ワーキングホリデーの各種手続き
学校への入学手続きやワーホリビザの発行条件として、医療保険加入証明が求められるケースがあります。

ケース3:渡航先で万が一のトラブルにあったとき
ケガや病気で医療機関を利用する場合や、盗難・事故に遭った場合、付保証明書があるとスムーズに対応できます。

6.付保証明書の発行方法|オンラインなら即時発行も可能

インターネット(オンライン)申し込みの場合

契約後すぐにPDF形式でダウンロードできる場合が多く、プリントアウトして持参したり、スマートフォンに保存しておけば安心です。

郵送での申し込み・受け取りの場合

契約後に郵送で送付されることもあります。旅行直前に必要な場合は、早めの申し込みが重要です。

PDFをスマートフォンで提示できる国もありますが、紙の印刷物を求められることもあるため、念のためプリントアウトして携帯するのがおすすめです。

7.よくある質問

Q1. 付保証明書をなくしてしまったら、再発行できますか?
多くの保険会社で再発行可能です。オンライン契約なら再ダウンロードもできます。

Q2. 家族など複数人で旅行に行く場合、全員分必要ですか?
はい。加入者一人ひとりに対して付保証明書が発行されます。まとめて1枚ではなく、各自が携帯するのが基本です。

Q3. クレジットカード付帯の海外旅行保険でも発行できますか?
クレジットカード会社に依頼すれば、付保証明書の発行に対応している場合があります。
ただし、自動付帯型か利用付帯型かで条件が異なるため、事前確認が必要です。
利用付帯型の海外旅行保険の場合、旅行費用(の一部)を、当該クレジットカードで支払っていないと、保険が適用されない点にも注意が必要です。

ファイナンシャルプランナーによるコメント

海外旅行を安全に楽しむためには、万が一の事態に備えて海外旅行保険への加入は必須です。特に医療費が高額になる国では、海外旅行保険に加入しているか、高額支払いの可能なクレジットカードを保有していないと、治療を拒否される可能性もあります。旅行中は付保証明書を常に携帯しておくことが大切です。印刷したものでないと証明にならないと言われるリスクに備え、印刷した紙とスマホ保存の両方を準備しておくと安心です。また、携行品を破損した場合や航空機が遅延した場合にも、海外旅行保険からの保険金が受け取れるケースがありますので、どのようなケースが保険金の支払い対象になるのかを、事前に確認しておきましょう。

畠中 雅子の写真
監修者 畠中 雅子
(はたなか まさこ)
Webサイト ファイナンシャルプランナー 畠中雅子のミニチュアワールド見学ブログ+観光列車乗車ブログ
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プロフィール ファイナンシャルプランナー(CFP®)。大学時代にフリーライター活動をはじめ、1992年にファイナンシャルプランナーになる。FP資格取得後は、数多くのメディアへの寄稿や監修業務。セミナー、相談業務などを行う。メディアへの掲載、登場回数は1万回を超えている。著書は「70歳からの人生を豊かにするお金の新常識」(高橋書店)ほか、70冊を超える。大学院在学中にソルベンシーマージンに関する論文を執筆したことから、保険分野の仕事も数多く手がけている。

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