旅行中の持ち物が盗難にあったら
補償されるケースとされないケース
旅行中、身の回りのものが盗まれてしまったとき、それが保険で補償されるかどうかにも一定の決まりがあります。次のようなケースは補償の対象にならないので、覚えておく必要があります。空港やレストランなどに持ち物を「置き忘れ」た場合、これは“盗難”ではないので、補償対象になりません。また、持ち物を「紛失」した場合も補償の対象ではありません。現金や預金通帳、トラベラーズチェックなどの有価証券、コンタクトレンズなども対象外です。
保険金の請求に必要になるものは?
受け取ることができる保険金は、盗難にあったものの時価が限度額となります。このため、次のような書類が保険金請求に必要になります。
- ・盗難証明書
- ・購入日と価格がわかる領収書や保証書など
これに、保険証券または保険契約証と保険金請求書を加えて、保険会社に保険金の請求を行います。
旅行中の持ち物が盗難にあったら
素早く連絡をとる
街中でカバンなどを盗まれた場合、なにが入っていたか(なにを盗られたか)をすぐに確認しましょう。特にクレジットカードやトラベラーズチェック(TC) の盗難の場合は、悪用されるのを防ぐために一刻も早く、カード会社やTCの発行銀行に連絡することが大切です(注:クレジットカードやTCの盗難は海外旅行保険での補償対象ではありません)。
現地の警察に届け出る
警察署に届け出て、盗難証明書を発行してもらいます。ここでは次のようなことを伝えます。
- ・盗まれたものとそのおおよその金額
- ・日時
- ・場所
- ・現地での連絡先(発見されたときの連絡用に)
また、航空機に預けておいたスーツケースなどが盗難にあった場合は、航空会社にかけ合って、かならず事故証明書をもらうようにしましょう。
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