海外旅行保険はクレジットカードにドコモの海外旅行保険を加えてしっかり補償!

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海外旅行保険はクレジットカードにドコモの海外旅行保険を加えてしっかり補償!

砂浜のイラスト

海外旅行では、窃盗や盗難、ケガ、病気、入院などさまざまなトラブルが起こる可能性があります。しかし、海外では日本の健康保険が使用できないため、海外旅行保険に加入しておくことが重要です。
今回は、海外旅行保険付きクレジットカードの特徴や、ドコモの「dカードGOLD」の魅力について、海外旅行に行こうとしている保奈美さんと、保険に詳しい保険先生と共に見ていきましょう!

保奈美


保険にいくつか加入はしているが、保険について深く理解できていない保険初心者。今回は、海外旅行に行こうと思っていたけど、保険をどうしたらいいかわからないので保険先生に教えてもらい、安心して旅行を楽しもうと思っている。

保険先生

保険先生
保険のことなら何でもお任せ!フィナンシャルプランナー1級を保有している保険のプロ。保険初心者の方に、わかりやすく丁寧に保険を説明するのが得意。

1.「海外旅行保険付きクレジットカード」とは?

保奈美

海外旅行に行こうと思ってたんですが、海外旅行の保険がついたクレジットカードなんてあるんですね。

保険先生

そうだね。いくつか種類もあるし補償内容にも違いがあるから注意が必要だよ。

保奈美

なるほど。今まで気にしたこともなかった…。

保険先生

いやいや!きちんと考えないと、旅行先でトラブルになってしまうからね。せっかくだから少しクレジットカードの海外旅行保険について説明しようか。

保奈美

よろしくお願いします!

「海外旅行保険付きクレジットカード」とは、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードです。クレジットカードによって利用条件が異なるため注意しましょう。利用条件や補償内容の例などについて、詳しくご紹介します。

タイプ別 利用時の条件

① 自動付帯タイプ

カードを所持しているだけで、自動的に海外旅行保険が付帯されるタイプになります。特別な手続きや支払いの条件などはありません。

② 利用付帯タイプ

海外旅行のための出国までにかかった公共交通機関の代金、旅行の手配などに関する代金を該当のクレジットカードで支払うことが条件となります。

ドコモの海外旅行保険付きクレジットカード「dカード GOLD会員限定のサービス」

「dカード」のGOLD会員限定サービスの内容をご紹介します。海外旅行中のケガ・病気により発生した治療費用のほか、カメラなどの携行品が損傷したり、ホテルの備品などを汚した・壊した場合の損害賠償まで、幅広くサポートします。

【補償内容の例】

dカードをご契約のお客様(ご本人様)の担保項目および保険金額 dカード GOLD
本人会員/家族会員 本人会員のご家族様
傷害死亡 1億円(※) 1,000万円
傷害後遺障がい 程度により400万円~1億円(※) 程度により40万円~1,000万円
傷害・疾病治療費用
(一事故/一疾病の限度額)
300万円 50万円
賠償責任
(一事故の限度額)
5,000万円 1,000万円
携行品損害
(年間限度額)
50万円(一事故あたりの自己負担額3,000円) 15万円(一事故あたりの自己負担額3,000円)
救援者費用(年間限度額) 500万円 50万円
海外航空便遅延費用特約 乗継遅延による宿泊・食事費用 2万円
手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用 1万円
手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用 2万円
出航遅延・欠航による食事費用 1万円

※海外旅行費用をdカード GOLDにてお支払いいただいた場合のお支払い保険金額です。条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~5,000万円となります。(2019年7月時点)

海外旅行保険付きクレジットカードを新しく作るときの注意点!

海外旅行保険付きクレジットカードを新たに作る場合は、次のようなことに注意しましょう。

① 補償額、補償範囲、条件を確認すること

クレジットカードによって、補償額や補償範囲が異なるうえに、保険の利用条件が定められています。補償額が非常に低く補償範囲も非常に限定的な場合は、トラブル時にほとんど役立たない可能性があります。また、利用条件が厳しく利用できない可能性が高いケースもあるため注意しましょう。

② 必要時に補償が利用できないケースもある

条件を満たさなければ、必要なときに補償を利用できません。また、どれだけ条件を満たしているかによって、補償内容が異なる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

③ 家族が補償条件に含まれるかどうかも確認する

海外旅行保険付きクレジットカードによっては、自分だけではなく家族も補償対象になります。本人よりも補償内容や範囲が限定的なケースがほとんどですが、家族で海外旅行へ行くときは重宝するでしょう。

このように、クレジットカードの海外旅行保険にも種類があるので、自分が持っているクレジットカードの内容について確認することが大切です。

2.海外旅行保険付きカードを選ぶときのポイント5つ!

保奈美

きちんと確認しないとまずそうですね。

保険先生

そうだね。特に補償内容はきちんと確認しておかないと、まったく意味のないものになってしまうからね。

保奈美

わかりました。ついで、と言ったらなんですが、選ぶときにポイントとかってありますか?

保険先生

やれやれ・・・まあせっかくだから選ぶポイントも説明しようか。

海外旅行保険付きクレジットカードは、次のようなポイントに注目して選びましょう!

選ぶときのポイント6つ

① 海外旅行保険の条件

自動付帯と利用付帯の違いを確認しましょう。ポイント還元率が低い代わりに海外旅行保険が自動付帯であったり、ポイント還元率が高い代わりに利用付帯であったりと、クレジットカードによってさまざまです。また、自動付帯であるものの、クレジットカードを利用することで補償内容がより充実する場合もあります。

② 利用付帯は適用条件を確認

利用付帯の条件における「旅行代金の支払い」とは、一般的に出国前の航空機や電車、タクシー、バスなどの利用時の支払いを指します。自家用車のガソリン代や高速料金は、旅行代金に含まれないため注意しましょう。
また、募集型企画旅行の代金を支払うことが条件の場合は、受注型や手配型では条件を満たさないケースもあるため、詳しい条件を事前に確認しなければなりません。

③ 治療費用の充実度

「海外で大きな病気にかかり、多額の治療費がかかることなんてめったにない」と考えていませんか。しかし、もし治療費がかかった場合、日本の健康保険が利用できないため、数10万円~数100万円もの費用がかかるケースもあります。そのため、治療費用の補償が充実したクレジットカードを選ぶことが大切です。

④ 家族特約の有無

海外に家族と一緒に行く場合は、「家族特約がついているか」について確認しましょう。家族特約を利用せず、家族に別の海外旅行保険付きクレジットカードを作ってもらうこともひとつの手段です。また、本人会員と家族会員は同じ補償内容となっている場合もあります。

⑤ 補償対象期間

長期間の滞在を予定している場合は、補償対象期間を十分に確認しましょう。補償期間は、一般的に90日以内となっており、補償対象期間を過ぎると、補償を受けられなくなります。留学やワーキングホリデーなどで長期滞在する場合は、別に海外旅行保険に加入しましょう。

これらポイントを確認し、渡航先や自分のスタイルに合ったクレジットカードを選びましょう。

⑥ 現地での日本語サポート

日本語サポートを海外のどこからでも受けられるか確認しましょう。
また、その受付時間についても確認しましょう。

3.クレジットカードの海外旅行保険は使用できるかきちんと確認を!

保険先生

クレジットカードについてくる海外旅行保険は、きちんと確認しないといけないね。

保奈美

早速自分のカードのものは確認します!

保険先生

そうだね。海外旅行、気をつけていってらっしゃい!

保奈美

はい!ありがとうございました!

海外旅行の際には、病気やケガ、携行品の盗難などさまざまなトラブルに備えることが大切です。海外旅行保険付きクレジットカードには、さまざまなタイプがあるため、使用できるかどうか確認しましょう。また、補償内容や補償範囲に不安がある場合は、ドコモの海外旅行保険の併用をおすすめします。海外旅行を楽しむためにも、しっかり備えましょう!

※本記事は2019年8月23日時点の内容であり、将来の商品改定によっては内容が変更になる可能性がございます。

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