逆くしゃみは外からの刺激、上気道の病気がおもな原因とされています

いぬの病気、そこが知りたい!

困っている犬

逆くしゃみ
ってなに?

どんな
病気?
クシュンと外に息を出すくしゃみとは逆に、息を吸いこみながら鼻を鳴らす症状
ホコリやニオイなど外からの刺激に対し、正常な反応として起こることが多いですが、
上気道の一部(鼻腔、鼻咽頭、咽頭)や口の中の病気、先天的な構造がきっかけになることも。

原因

逆くしゃみは、鼻咽頭の粘膜に何らかの刺激を受けると起こる反射行動で、鼻咽頭に刺激を与えるものには、おもに2つあります。

原因1 外からの刺激

ハウスダストマイトやホコリなどが刺激になって、
逆くしゃみが反射的に起こることがあります。この場合は、病気との関連はなく、正常な体の反応だと考えていいでしょう。

  • ハウスダストマイト
  • 空気中のホコリや花粉
  • 香水や洗剤の強いニオイ
  • タバコの煙など有害物質を含む煙
  • がっついて食べたときのゴハン
  • 水をがぶ飲みしたとき
  • 室内と屋外の寒暖差といった温度変化 など

原因1 外からの刺激

鼻咽頭炎や鼻炎などの病気で分泌される粘度の高い鼻水、鼻の中の異物、腫瘍などが刺激に。また、短頭種では先天的に鼻の構造が特殊で、
逆くしゃみが起きやすいケースも。

  • 感染性鼻咽頭炎
  • リンパ形質細胞性鼻炎
  • 歯周病などによる鼻腔内の病気
  • 慢性特発性鼻炎 など

検査
は?

問診や身体検査とともにまず行うのは、
X線検査血液検査です。

治療
は?

病気の治療とともに、
ネブライザー療法を併用。

生涯治療が必要な慢性特発性鼻炎では、副作用が少ない、などのメリットから、抗生物質などを直接炎症部位に届けられるネブライザー療法が適しています。
また、リンパ形質細胞性鼻炎では抗炎症剤や免疫抑制剤の内服治療を行う、鼻腔内・鼻咽頭腫瘍では腫瘍の摘出手術をするなど、ほかの治療が必要なこともあります。

苦しそうな犬

発行元:アニコム損害保険株式会社

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